NANGA(ナンガ)のシュラフ の選び方問題について考える。

こんにちは!いもすけです。

夏キャンプを楽しまれている皆様も多いかと思いますが、秋冬キャンプに向けてシュラフを物色されている方も多いのでは?

シュラフ選びは悩みますよね。中国製のマイナーなメーカーから日本製の有名メーカーまでありますし、価格もピンキリです。

で、『シュラフどれを選ぶ問題』

最終的にNANGAに落ち着くキャンパーや登山愛好家が僕の周りには多いです。

そこで、NANGAのシュラフを選ぶためにオンラインショップを開いてみたら、『めっちゃ種類あって挫折してしまった』もいるかと💦

そんな方々のお役に立てるように記事にしてみました。

この記事が参考になる方

シュラフ選びに迷っている方

高額でも良いので、絶対に失敗しないシュラフが欲しい方

NANGAのシュラフをどれにするか悩んでいる方

NANGAのシュラフの実際使っている感想が知りたい方

で、 『NANGAのシュラフ何を買ったらいい?』問題の結論から言いますと、えぐち家的には

  • 男性ならオーロラ450DX
  • 女性ならオーロラライト750DXまたはオーロラ750DX

て感じです。(10℃以下の冬キャンプ時は寝る時もテント内ストーブつけています(自己責任)

では、行ってみましょう。

えぐち家が使っているシュラフ

因みにえぐち家が現在使っているシュラフは以下の通り

いもすけオーロラ450DXロング 山渓別注モデル
たまこさん(妻)オーロラ750DX 山渓別注モデル
いちはなさん(長女)オーロラライト450DX さかいやスポーツ別注モデル
はなちよさん(次女)オーロラライト450DX さかいやスポーツ別注モデル
えぐち家が使っているシュラフ
えぐち家のシュラフ 左から、はなちよ、いちはな、たまこ、いもすけ
NANGAは永久保証

Made in JAPANのなせる技、ナンガのシュラフであれば、無料にて修理させていただきます。ナンガのダウンシュラフは修理費用を無料で、しかも、期間を限定せずに、永久に保証いたします。なぜこのような保証ができるのか? それは、ナンガが長年にわたるダウンシュラフの生産を通じて得た、独自のノウハウと、数々の実績による自信があるからなのです。※永久保証は、ダウンシュラフのみ有効です。※送料はお客様のご負担となりますので、ご了承ください。※永久保証に関する詳しい情報はナンガ社ホームページにてご確認ください。(出典 山渓Yahoo!店)

NANGAのシュラフの表記の見方のおさらい

NANGAのシュラフは

『オーロラ×450×DX』 

= 生地×ダウン充填量×ダウンの質

って感じで表記されます。

いもすけ
いもすけ

他にもUDDバッグやマウンテンロッジなどありますが、今回は分かりやすいように割愛します!

別注モデルでも表記は変わりないです!

生地 ダウンの充填量
(g)
ダウンの質
(フィルパワー)
性能 価格
オーロラライト 900 SPDX 高い 高い
オーロラ 750 DX    
  450 STD    
  300   安い 安い
ざっくりこんな感じ

この組み合わせで価格が決まるので、オーロラライト×900×SPDX は めっちゃ高いです💦(14.8万(笑)💦)

逆に別注モデルで見たりする、オーロラ×300×STDは安いので、NANGAで安い!って買ったのに、思ったより寒いし、コンパクトにならない💦とか無いように注意してください。

フィルパワー(FP)って何??

ダウンの性能を表す数字でダウンの反発力・復元力を表します。

羽毛30g当たりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示します。「600フィルパワー」とは30gの羽毛が600立方インチの体積にふくらんでいることを表し、数値が大きいほど良質なダウンといえます。(日本繊維製品品質技術センター

とありますように、数字が大きいほど軽くても沢山空気を含むことができる、性能の高いあったかいダウンってことです。

NANGAでは下記の様にグレード分けをされています。

ダウンの種類については、また別の機会にご紹介できればと思います。

  • SPDX → 860FP:ポーリッシュグースダウン93-7%
  • DX   → 760FP:スパニッシュダックダウン90-10%
  • STD  →  650FP:スペイン産ダックダウン80-20%

オーロラ VS オーロラライト

オーロラって生地は『水は通さないけど、透湿性は高い』っていう高性能な生地です。

オーロラテックス®

多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。2レイヤ地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。NANGA HPより

これのどこが凄いかと言いますと、ダウンシュラフなのにシュラフカバーが『不要』になります。

基本的にモンベルのダウンハガーやイスカのダウンシュラフなどは結露により濡れてしまった場合、中のダウンまで濡れてしまい、性能が著しく低下するため結露が想定される環境では、シュラフカバーが必要になります。

ですが、NANGAのオーロラ生地はシュラフカバーが不要という画期的な生地です。

オーロラとオーロラライトの違いですが、ざっくりいうと、

性能は同じで軽くて柔らかい方がオーロラライトです。

なので、オーロラライトの方がパッキングは簡単です。

男性におススメ オーロラ450DX 山渓別注モデル

男性には上記の『山渓別注モデルのオーロラ450DX』を勧めます。理由は以下の通り

  • オーロラ生地でも男性の力ならパッキング余裕
  • オーロラの方が多少生地が厚い程度で快適性にそこまで差は無く、安い
  • 基本的に男性は寒さに強いので450でも快適(足にカイロや湯たんぽを使用すれば問題なし)
  • 圧倒的に山渓別注モデルは安い
  • 身長175cm以上ならロングを勧める
山渓別注モデルとは?

ナンガ社と山渓社が共同企画したシュラフです。ナンガ社のオーロラテックス製品を製造する再、一番多く使うカラー(BLK)&大量オーダー&単一カラーで作ることによる製造コストの大幅カットにより、高いレベルの防水透湿機能はそのままに大幅なプライスダウンを実現いたしました。 シュラフカバーなしでそのまま使え荷物をコンパクトにできます。表生地にオーロラテックス(多孔質ポリウレタン防水コーティング素材)を使用いたしておりますのでシュラフカバーなしでそのままご使用いただけます。(出典 山渓Yahoo!店

品質は維持して、大量発注によるコストダウンでお安くなる。その代わり大量ロット発注のため、納期がバラバラ

そんな感じみたいですね。

スペックは以下の通りです

快適使用温度0℃まで
下限温度-5℃
ダウンスパニッシュダックダウン90-10%(760FP)
生地表面:40dnオーロラテックス
裏地:40dnナイロン
ダウン量450g
サイズレギュラー:最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
ロング  :最大長228×最大肩幅85cm(身長185cmまで)
収納サイズ直径17×29cm
総重量約1220g
出典 山渓Yahoo!店

使ってみての感想

個人的には柄物や派手な色が好きなのですが、真っ黒は真っ黒でカッコイイです。

ただ、たまこさんと同じ山渓モデルで識別しにくいので、たまこさんのシュラフにはピンクのパラコードをジッパーにつけています。

生地の触り心地は良く、汗をかいてもベトベトすることもありません。寝返りの時にシャカシャカとうるさいこともなくジッパーもスムーズです。

ジッパーは少し大きめでシュラフを嚙みこまないような工夫がされています。

身長175cm 77㎏の僕が使用して窮屈な感じも無く、動きにくさも感じませんでした。

首回りに申し訳程度のドラフトチューブが入っていますが実用性はどうかな~って感じです。

外気温が0℃以下になる真冬のキャンプで上下ジャージ+靴下着用+足用ホッカイロで丁度いい感じです。

寒くて目が覚めることはありませんでした。

女性におススメ オーロラライト750DXまたはオーロララ750DX

オーロラライト450DX(中の人は僕です💦)

女性におススメするのは『オーロラライト750DX(さかいや別注モデル)かオーロラ750DX(山渓別注モデル)』です。

ただ、女性の場合個人差が大きいかなーと思ってまして、

パッキング・設営・撤収で

力の必要な作業で困ったことは無い

寒さには強い方だ
〇オーロラ 〇450DX
×オーロラライト ×750DX
こんな感じで選ぶといいかな。

キャンプの時に設営や撤収で力で困ったことは無い女性キャンパーさんならオーロラでOK。寒さに強いなら450DXを選ぶといいと思います。

理由は以下の通りです。

  • オーロラとオーロラライトの快適性能に大きな違いは無い。オーロラの方がかなり安い💦
  • ダウンシュラフのパッキングは結構力が必要なので、少しでもパッキングしやすい方を選ぶ
  • 寒がりでも750DXで良いが900DXはオーバースペックだし、高い💦カイロや湯たんぽで寒さ対策は十分可能
  • 寒さに強いなら450DXでOK。寒いときは湯たんぽやカイロで十分
  • オーロラライトはさかいや別注モデルオーロラは山渓別注モデル圧倒的に安い

スペックは以下の通り

  450DX 750DX
快適使用温度 0℃まで -8℃
下限温度 -5℃ -16℃
ダウン スパニッシュダックダウン90-10%(760FP)
生地 表面:40dnオーロラテックス
裏地:40dnナイロン
ダウン量 450g 750g
サイズ レギュラー:最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
収納サイズ 直径17×29cm 直径22×32cm 
総重量 約1220g 約1400g
ショルダーウォーマー 無し あり
出典 山渓Yahoo!店
ショルダーウォーマーって??

ショルダーウォーマーは3シーズン以上の寝袋から付属(600DX以上より)

NANGAのシュラフの機能(NANGA公式オンラインショップより
さかいや別注モデルや山渓別注モデルを買うときの注意点
  • 大量ロット発注のため納期は長いです。7月注文して10月に届く感じ
  • 売り切れるのが早い → さかいや別注モデルは見つけたらすぐ買いましょう。すぐ売り切れます。
  • 夏の今が狙い目。冬はシュラフが売れるので売り切れ続出。

妻や娘達の感想

シュラフから出たく無い いちはなさん
  • ふかふかで寝袋は凄く温かい
  • 朝、シュラフから出たくない
  • 湯たんぽとストーブで寒くても雪が降っても朝までぐっすり
  • 生地の肌触りも良い
  • オーロラライトの方が生地が柔らかい
  • オーロラは少しゴワゴワする感じ

で、オーロラとオーロラライトの違いや、750DXと450DXの違いのご意見。

  • お母さんのシュラフ(オーロラ)は片づけるのが大変
  • 娘達のシュラフ(オーロラライト)は片づけるのは出来る
  • 妻は750DXのシュラフじゃ無いと眠れない。過去に僕が間違えたせいで450DXで寝る破目になったが、超寒かった。
  • お母さんの750DXのシュラフは超温かい。ビックリした。

おわりに

いかがだったでしょうか。

NANGAのシュラフはパッキングも小さいし、超快適です。仮にキャンプをしなくなっても、人気のある商品ですから、売りに出せばある程度回収できますし、経年劣化でダウンがへたってきてもNANGAでアフターしてくれます。サポートも良く、価格にも納得できます。

最後に今回の記事のまとめです。

  • キャンパーも登山愛好家も最終的に行き着くシュラフはNANGAが多い
  • 男性ならオーロラ450DXでOK(ストーブ+カイロ併用)
  • 女性なら基本的にはオーロラライト750DXがベター。
  • 女性でキャンプで力で困った事が無い→オーロラ、寒さに強い→450DXなど個性により変わる
  • 使用感として、NANGAのシュラフ+カイロ(湯たんぽ)+ストーブで雪が降る日も寒くて目覚めた事は無い。本当に快適。
  • 圧倒的に安い別注モデルを探す(ダウン充填量とフィルパワーには注意)
  • 安いやつは納期も長い上に、直ぐに売り切れるので、気になったら即買い

そんなところかな。

この記事が、皆様の素敵なキャンプのお役に立てれば嬉しいです。

今日もありがとうございましたー!

良かったら他の記事も読んで行ってくださいねー。

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