こんにちは!いもすけです。
今日は炎上を避けるため、自分用にもペトロマックスHK500の使用前のチェックについて残していきたいと思います。
えぐち家はセラミックノズルとガスチャンバーはステンレス線で固定して、ポンプアダプターは変更しているので、その部分はメンテナンスフリーです。
特にキャンプ2日目の使用前点検は大事です!
点検項目をざっと見るとこんな感じです。
- ニップルは緩んでいないか?
- クリーニングニードルは適切に上下するか?
- ホールエキセントリックの中央のねじが締まっているか?
- ニップルとミキシングチューブの隙間は適切か?
- ミキシングチューブ固定のねじは緩んでいないか?
では個別にみていきます。
※えぐち家はアルコールプレヒート式なので、余熱バーナーは使用しません
※ペトロマックスHK500は真鍮製のため、力任せに締め上げると変形・破損するので適切なトルクで管理します。
各パーツの名称は以下のリンクをご参照ください。
この部分を付属の専用スパナで緩んでいないか確認します。
通常はホールエキセントリックが上向きでクリーニングニードルでニップルの穴を塞いでいる状態です。(燃料の噴出を止めます。)
点灯時はホールエキセントリックが下向きでクリーニングニードルは下がっている状態です。(クリーニングニードルが塞いでいたニップルの穴から燃料が出ていきます。)
ホールエキセントリックとクリーニングニードルの動きを表で説明するとこんな感じです。
ホールエキセントリック | クリーニングニードル | ||
通常時 | 上向き | 出ている | 燃料の噴出を止めている |
点灯時 | 下向き | 出ていない | タンク内の圧力が高まり ニップルより燃料が噴出する |
きちんとホールエキセントリックと連動して、クリーニングニードルが上下するか確認します。
クリーニングニードルが折れている時もあるので、予備は持っておくといいと思います。
先日やられた部分です。ホールエキセントリックのねじが緩んでいたせいで、クリーニングロッドが適切に上下せず、炎上しました。
付属のスパナを隙間ゲージにして確認します。
この隙間から空気を取り込んで、ガスチャンバーまで灯油ガスと空気を運びマントルを燃焼させるので、この隙間は空きすぎも狭すぎもダメです。
ペトロマックスは普通に使っていてもトラブルが多く、手のかかる子ですが、それ以上にいいところがある子です。ちゃんと点検して使ってあげて末永く付き合っていきたいですね。
そんなところかな。
今日もありがとうございましたー!