こんにちは!いもすけです。
今日は職場の科長さんからお預かりしたヴィンテージランタン オプティマスが炎上するってことだったので点検を兼ねた修理をやってみました。
今回お預かりしたのはオプティマスのケロシン(灯油)ランタン。
細かい違いはありますが、構造はペトロマックスHK500とほぼ同じです。
で、こちらのサイトさんを拝見すると、どうやら現在は廃盤の1200Mという機種で250CPのランタンらしい。
途中炎上したりして大変でしたが、ちゃんと修理も出来ましたので、最後までよろしくお願いします。
炎上させた記事はこちら💦
では、いってみましょう。
オプティマスは1899年にスウェーデンで誕生した現在も続いている老舗アウトドブランドです。
現在はスイスのチューリッヒに本社を置くカタディングループのグループ企業のブランドの一つとなっているようです。
1世紀以上にわたり、オプティマスの名前は信頼できる屋外ストーブと巧妙なアクセサリーの略です。1899年にストックホルムで設立された同社は、その長い歴史の中で新しい技術基準を設定しました。受賞歴のある当社のデザインは、世界中の多くの遠征で不可欠であることが証明されています。
要求の厳しいユーザーにとって、オプティマスのガス、マルチフューエル、ハイブリッドストーブは彼らの最高の選択肢です – そして正当な理由のために:その名前の伝統に縛られて、オプティマス製品は研ぎ澄まされた改善のために継続的に再設計されています。当社の高性能モデルに加えて、長年の実績のあるクラシックがあります。オプティマススヴェアは、70年以上後に成功裏に販売を続け、アウトドア愛好家の間でカルト的な地位を達成しています。長年のスタンダードであろうと超軽量の新参者であろうと、キャンプ、バックパッキング、遠征のために、Optimusの信頼性が高くスタイリッシュな屋外調理器具は、今後の冒険のためにすぐに最愛のお気に入りになるはずです。
(カタディングループHP翻訳)
ざっと分解してみましたが、構造はほぼペトロマックスと同じなので、じゃんじゃんばらしていきます。
で、ついでに炎上した時に出来たであろう、すす汚れなども綺麗にしていきます。
因みにここまで分解するのに使ったのはマイナスドライバーだけです。
ペトロマックスHK500が初心者にはハードルが高いと言わる理由の一つに、部品点数の多さがあるといえます。
取り扱い説明書のリンクと画像を貼っておきますのでご参照ください。
ニップル、クリーニングニードル、ミキシングチューブ、ジェネレーターなど、どこかな~って探してみてください。
目視点検では、ジェネレーターなどのひび割れは認めないので、ジェネレーターの交換の必要は無さそう。ほっと一息。
怪しい箇所を点検していきます。
炎上は確実な使用前点検で減らせます!
クリーニングニードルの折れとニップルまたはガスチャンバーからの漏れ。それぞれ緩みなど点検していきます。
ニップルを見てみると、ホールエキセントリックを上に向けてもクリーニングニードルが出てないのが分かりましたので、分解してみたところ、上の画像のごとくクリーニングニードルが折れていましたので、僕が持っていた予備のクリーニングニードルと交換します。
で、いくつか失敗や経験を経て修理成功!
結局はクリーニングニードルが折れていたという初歩的なトラブルだったので簡単に修理できました。
使用前点検って大事ですねぇ。
因みに僕がやっている使用前点検をざっと記載します。
- ニップルは緩んでいないか?
- ホールエキセントリックの中央のねじが締まっているか?
- クリーニングニードルは適切に上下するか?
- ニップルとミキシングチューブの隙間は適切か?
- ミキシングチューブ固定のねじは緩んでいないか?
いかがだったでしょうか?
今回は、僕も沢山失敗したのでかなりレベルアップできました。
ペトロマックスHK500などの加圧系のケロシンランタンは扱い辛いじゃじゃ馬ですが、ちゃんと扱ってあげれば最高のパフォーマンスをだしてくれるいい子です。
それに、『扱いが難しい』と言われるこの子を、ちゃんと扱えるようになってきている自分がちょっと嬉しい感じもあります。
では、今回の記事のまとめです!
- ヴィンテージランタンのオプティマス1200MはペトロマックスHK500とほぼ同じ構造
- 今回の炎上原因はクリーニングニードルの折れ
- 良く炎上する原因は使用前点検で大部分防げる
- 使用前点検は確実に行おう!
- 失敗しても次に繋がる
そんなところかな。
この記事が、皆様の素敵なキャンプのお役に立てれば嬉しいです。
今日もありがとうございましたー!
良かったら他の記事も読んで行ってくださいねー。