スノーピークの新作リゲルPro.ストーブプラスの148.5万円は正当なんじゃないか?と思ってきた。(機能性編)

こんにちは!いもすけです。

お正月にコロナ隔離で部屋に引きこもっているときにスノーピークの新作

リゲルPro.ストーブプラスの記事を書きまして、

その後も色々と調べてみたのです。

で、youtubeのCAMP HACKさんのチャンネルで社長の山井太さんのインタビューがありまして、

カリスマやなぁ

そのインタビューの内容を聞いて

いもすけ
いもすけ

挑戦的な価格ではあるが、リゲルPro.ストーブプラスの148.5万円の値段は正当なのではないか?

と思うようになりましたので、前回は安全性についての革新的なアイデアについて書いてみましたので、

今回は

テントの中で焚き火が楽しめる!!??

って機能性への革新的なアイデアの辺りを中心に

リゲルPro.ストーブプラスの良いなぁと思うことなどお話ししていこうかと思います。

唯一無二!テントの中で焚き火を楽しめる!!??

テントの中で焚き火しとる・・・(スノーピークオンラインストアHPより)

今までメーカー保証とまでいかずとも、海外幕には薪ストーブを使えるテントはありました。

薪ストーブをインストール出来るようにDIYする猛者も沢山います。

ですが、

幕内で焚火を楽しめるリゲルPro.ストーブプラスは唯一無二の存在です。

幕内で全員が焚き火を楽しめる体験を『メーカー保証で』提供したことに凄く素晴らしい意味があると思います。

リゲルPro.ストーブプラスの薪ストーブは四面ガラス窓です。

まさに薪ストーブの領域を超えて焚き火体験が出来てしまうのです。

もはや焚き火✨

薪ストーブは一般的には炎の状態を確認する小窓程度がついてます。

ホンマ製作所オンラインストアHPより

だいたいこんな感じが一般的。

で、炎を楽しめるタイプの薪ストーブでもこんな感じ

キャンプオンパレードオンラインストアHPより

四面ガラスの薪ストーブって見たことがありません。

四面ガラスにすることによって、薪ストーブ内の炎のゆらめきをテントの中にいる皆がどの方向からでも楽しむことができます。

テントの中で薪ストーブを使っているのではなく、焚き火を楽しみながら薪ストーブの機能を得る

って発想が今までに無い発想ですよね。

これは凄いことだと思います。

実際に使ってみないとわかんないですけど、薪の爆ぜる音とかどうなんでしょう?実際に楽しんでみたいですね~✨

ガラス窓が煤けて炎が見えなくなってしまう問題を解決

二次燃焼構造をストーブ内に搭載することで、焚き付け最初の時の煤を焼き切る火力を得ることができます。

ともさんの動画が煤が焼き切れる状態がわかりやすかったです。

最初はこんな感じで煤けて中の炎が見えないのですが

時間が経つとこんな感じで綺麗に炎を愛でることができます。

動画の音が音声の方が大きくて薪の爆ぜる音などはよく聞き取れなかったです。

二次燃焼効果で灰の残りも少ない

二次燃焼の高火力を得ることができるので、

しっかりと薪を焼き切れるので灰の残りが少ないのも良いポイントですね。

スノーピークオンラインストアHPより

スノピ最大幕に搭載した意味もある?

今回のリゲルProはスノーピークの幕体では最大サイズです。

スノーピークオンラインストアHPより

450×700cmでも自立するので10×10mのサイトでも収まります。

で、こんだけデカい幕にも意味があると思っていて、薪ストーブはかなり温かくなるんですが、

火力に対して幕体のサイズが適切でないと

高火力で暑くなりすぎて不快になって、ストレスを感じることがあると思います。

ですが、これだけのサイズの幕体だと火力に対してサイズが適切になるので

適切な暖を取ることができます。

このサイズの幕ならグルキャンの宴会幕としての機能を十二分に果たせますね。

まさに、貴族の遊び(笑)

フルフライシートのみTCにした意図を最大限ポジティブに解釈した

僕はTC幕が好きなので

いもすけ
いもすけ

何故に幕体をTCにしなかったのだろう??

と、思いました。

スノーピークオンラインストアHPより

TCのフルフライシートが13.4kgなので、フライシートをTCにしても20kg程度だと予想されます。

20kgのフライシートなんて沢山あります💦

ウトガルドサイズでもフライシート22.5kgと問題のないので、フライシートごとTCにして、シールドルーフをストーブ用のTCと夏用のポリエステルにした方がいいんじゃないかなぁとは思いました。

ですが、せっかくなので、最大限ポジティブに解釈すると、

軽い、乾燥が早いなどポリエステル幕にも利点が多いです。

雨天候が多い日本の夏でもガンガン使える幕という意味では、

経年劣化などを考慮しなければポリエステルの方が優秀です。

なので、TCフルフライシートを薪ストーブを使う時だけ使用することで、

積載問題や設営撤収時の利便性向上を図ったと最大限ポジティブに解釈してみようかと思います。

おわりに

148.5万円と衝撃的な価格が先行して

否定的にリゲルPro.ストーブプラスを捉えてしまう方も多いかと思います。

ちょっと考えてほしいのですが、

980円でキャンプチェアは手に入ります。でも22,000円、40,000円でチェアを売る会社もあります。

でも高くても売れているんです。

車だって移動のためだけですが、1000万を超える車も沢山あるし、時計だって100万を超える時計もあります。

なので、テントにも100万を超える価格をつけても良いと思います。

ペグ50円で使い捨てだった時代に、ソリッドステークを400円で売り出した。

でも今は世界で一番売れているペグになっている。

一番高い商品が一番売れている。それはスノーピークらしいこと。

と山井社長さんはインタビューでおっしゃっていました。

今までテントの中焚き火が出来るなんて常識は誰も考えたことはありませんし、

沢山のアイデアを詰め込んで、新しい常識を形にしたことに価格はつけられないのではないかと思います。

常識は変わっていくものです。また、高価格帯で得られた利益を、どんどん面白い商品開発に使って欲しいと思います。

僕はこの幕を買えませんが💦

リゲルPro.ストーブプラスにいくつも散りばめられた沢山のアイデアは素晴らしいと思いますし、

ちゃんと商品として世に送り出したスノーピークは凄い企業だと思っています。

因みにリゲルPro.ストーブプラスは148.5万円の価格に関わらず、2023年11月25日の初販直後すぐに売り切れたそうです。

価格は無視しても面白くて、高品質で、ワクワクする商品を世に送り出してくれる。

だから僕はスノーピークが好きなのだと思います。

(最近は『高品質』の部分に疑問点がつくものも増えまけど💦また別の機会に話したいと思います。)

多少ぼったくり価格の商品でも(笑)次に良い商品を送り出してくれる期待を込めて購入したいと思います。

キャンプ業界の常識を変えていける数少ない国内企業なので、

今後もスノーピークの動向には期待したいです。

そんなところかな。

この記事が、皆様の素敵なキャンプのお役に立てれば嬉しいです。

今日もありがとうございましたー!

良かったら他の記事も読んで行ってくださいねー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA